完母のメリット・デメリット

現在、完ミで子育てをしていますが私は生後6ヶ月ごろまで息子を完母で育てていました。

これから初めての育児をされるママさんは、完母で育てようか完ミにしようかそれとも混合で赤ちゃんを育てようか迷われている方も多いのではないでしょうか。

約半年間にわたって完母での子育てを経験した私が感じた完母のメリット・デメリットをお伝えしようと思います。

〜我が家の簡単なプロフィール〜

私が実感した完母のメリット5選

すぐにあげることが出来る

完母の圧倒的なメリットとしてはこの『すぐに赤ちゃんにあげることが出来る』だと思います。

ミルクの場合は赤ちゃんがお腹を空かせて泣いていたとしても、お湯を入れて冷まして…と、飲ますまでにどれだけ急いでも5〜10分ほどかかってしまいます。

完母であれば待機時間ゼロですぐに赤ちゃんに母乳を飲ませてあげることが出来ます。
特に月齢の浅い赤ちゃんは夜中に3時間ごとにご飯を食べさせてあげないといけないので、ミルクと比較すると比べものにならないほど楽です。

お財布に優しい

これは言うまでもありませんが、母乳はどれだけ飲ませてもタダです♪

完ミの場合だとミルク代だけで毎月1万円前後はかかってしまいますので経済的に考えると完母の方がお財布に優しいですね。

ダイエット効果

母乳を作るためにはカロリーを消費するので、完ミの方と比べると完母育児のママさんの方が痩せやすく、出産前の体重に戻るのも早いです。

わざわざダイエットしなくても痩せるなんて夢のようですね。

赤ちゃんの免疫力アップ

完母で育てられた赤ちゃんは完ミで育てられた赤ちゃんよりも風邪や胃腸炎、インフルエンザなどの様々な病気になりにくいとされています。
また、ママが風邪を引いてしまった時には母体で作られた風邪の抗体を母乳を通して、赤ちゃんにあげることが出来ます。

ストレス軽減

赤ちゃんに母乳をあげることで愛情ホルモンであるオキシトシンが分泌されます。
オキシトシンには抗うつ効果もあり、産後うつの軽減やストレスを軽減することが出来ます。

私が実感した完母のデメリット5選

飲んでる量がわからない

初めての子育てだったので、ちゃんと母乳は出ているのか？飲んでる量は足りているのか？と何度も不安になることがありました。
ミルクと違って飲んでいる量が把握しにくいのがデメリット。

おっぱいトラブル

赤ちゃんがうまく飲めない時は母乳が溜まって乳腺炎の原因になったり、慣れない授乳で乳首に傷が出来て激痛に悩まされることも。

私自身は息子がよく飲んでくれたので乳腺炎にはなりませんでしたが、授乳時の吸いつきが浅く生後1ヶ月を過ぎた頃から乳首に激しい痛みを感じるようになりました。

あまりに痛くて途中授乳が出来なくなったので急遽ピジョンの電動搾乳機を買って乳首の痛みが無くなるまでは哺乳瓶であげてました。

他人に長時間預けることが出来ない

授乳の時間があるので夫や親などママ以外の人に長時間預けるのが難しいです。
どうしても預けなければいけない時には、搾乳した母乳を冷蔵・冷凍してストックしておく事もできますが、長時間預けておっぱいをあげてないとおっぱいがパンパンに張って痛くなるので長い時間他人に預けるのは意外と難しいです。

食事や薬に気をつける必要がある

母乳はママの血液から出来ているのでアルコールやカフェインなど、妊娠中の時のように控える必要があります。

いずれ断乳・卒乳が必要

離乳食が増えていくにつれて自然に卒乳になる赤ちゃんもいるようですが、我が家では不妊治療再開のため生後６ヶ月で断乳することにしました。

おっぱいトラブルがあった時期以外はずっと直接おっぱいから飲んでいたので、断乳してミルクに切り替える時は全然飲んでくれなくてかなり大変でした。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は私の実体験をもとに完母のメリット・デメリットをお伝えいたしました。

完母での育児も完ミでの育児もそれぞれメリット・デメリットがあるので、ライフスタイルやご自身の体調と相談して育児の方法を検討していくのがいいと思います。